2010年08月 |
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30's blue
(2010.08.25)
今寝床で就寝前に読んでいるのはゾラの『愛の1ページ』。19世紀のフランス社交界の様子が活写されていてそれはそれで面白いのだが、さすがに内容自体が少々ベタな話なので、読んでいてやや退屈の感はぬぐえない。そんなわけで気を紛らわすときにはマルクス・アウレリウスの自省録(岩波文庫版)をパラパラと読んでいる。ちなみにデスクで読んでいるのはアドルノの『否定弁証法講義』。通勤中に読んでいるツキジデスの『歴史』(ペロポネソス戦争史)はやや停滞中。 そんな堕落した日々が相変わらず続いている一方、最近同僚の一人が妊娠したり、あるいは同期に入社した別の部門の後輩が婚約したりと、色々と時の流れを感じる出来事が多い。自分自身に限ればせいぜい頭の毛が薄くなった程度しかここ1〜2年では変化はないのに、時間はしっかり流れていくものだ。 私が属する世代はいわゆるロストジェネレーション直球ど真ん中なので、実のところ婚姻率は結構低い。同窓で集まって話をすると小学・高校・大学問わず「おひとりさまの老後」をどう乗り切るのかという話が結構重大なシリアスさを以て取り上げられたりする。まあ、自分自身は週末に時々夜中の3時まで近所のバーで飲んでたりするような不健康を象徴するような生活態度なので老後を迎える前に75%以上の確率で孤独死(か、それに近い最期を迎える)するだろうが、それはそれで計画性のある身辺整理の必要性が高いわけで問題が存在しないことにはならない。そして、このように現実逃避を重ねていくうちにも、周りの人たちはどんどん立派に、そして幸せになってゆく。後に残るのは、――ルサンチマンを隠さずに言えば――自分が置いてけぼりになってしまうという、敗残者意識だ。 いずれにしても、この歳になってくると、多くのものをより多く諦めることで生きていくことを選択する必要性がますます高まってくる。自分が無能で無力で無意味であることを受け入れ、少し寂しいけれども静かで穏やかな生活を構築するためにはどうしたらいいのかをかなり具体的に計画し、その工程の中に日々の生活を位置づけなければならない。 「こんなに不安なのは明日が見えないからじゃなくさあ、明日も仕事だ。
ANAガンダムを組み立てる
(2010.08.23)
先週の半ばにようやくANAガンダムが届いたので、先週末は夏バテ治療も兼ねて組み立てを行いました。プラモの組み立てをやるのは多分四半世紀ぶりくらいじゃないかな。そんなわけで元々不器用なのに加えて経験ゼロなので組み立て精度はアレですが、一応ご紹介。
久しぶりに書きました
(2010.08.18)
こんなものを書きました。興味のある方はどうぞ。長いです。
パワーが出ない
(2010.08.09)
ここ2週間ほど、ものを書くためのパワーが出ない。ネタというレベルではこの前聴きに行ってきたザ・シンフォニカの演奏会でのハルサイとか、予約までして購入した某アニメのBDとか、最近読んだジャンケレヴィッチやレヴィナスの本の話とか、書きたいと思う材料は結構あるのにもかかわらず、いざPCに向かうとキーを叩くペースが鈍る。いや正確に言えば、思考を言語化するプロセスが全般的にうまくいっていない印象だ。勿論長文の日記を書くときに全て論理構造が明確に定まっているわけでは必ずしもないし、オチだけ考えておいて後は適当に書き散らすというケースも少なくないのだが、今回ばかりはいざ書こうとしても筆が全く前に進まないという状態に陥っている。 |
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