2008年01月 |
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高速電脳が潰れた
(2008.01.31)
秋葉原のパーツ屋、高速電脳が潰れたそうだ。賃料の安い立地で堅実な商売をしていたので、よもや潰れるとは思っていなかったので、正直ショックだ。社長が投資にでも手を出して失敗したのか。
レッツラーになってみました
(2008.01.30)
仕事等で使っていたモバイルPCのThinkpad X24が旅先でクラッシュしてしまったのは以前書いたと思いますが、本体を分解してマザーボードを調べてみたところ、ソケットタイプのPentium3ではなく、基盤直付のタイプだったので修理を断念。一応ジャンク屋でX24のジャンク基盤は探してみたのですが、Thinkpadのこうした修理部品は需要が結構あるので見つからず。売れちゃったんだろうな……
店は本質的には客の敵である
(2008.01.26)
載った載らない、星の数が少ないとか多いとかそんな話題ばかりが週刊誌等の話題に上ることが多かったミシュラン東京版。注文すればすぐに届く状態になったようなので他の本を買うついでにアマゾンにて落手。 ページを開いてみてまず驚いたのは、本書がフルカラー版であること、そして料理や店内の写真が掲載されているということだ。本家フランス版ではそれぞれの街の地図とホテル及びレストランのリストが実質的にモノクロで羅列されているだけであるのに、だ。 一応説明しておくと、通常ミシュランの格付けは1〜3名の覆面調査員の実地調査と読者からの報告を元にして行われるらしい。つまりは「普通の客」のフリをして食事をし、それを元にして点を付けていくわけだ。 ここにおいてベースになっているのは、店と客はその出発点においては利益を共有しえないという考え方である。店側が単純に利益を稼ぎたければクズみたいな素材を使ったダメな料理をテキトーなサービス&ベラボーな高値で提供するべきだし、客側からすればできればタダで最高の料理と最高のサービスを要求するというのがそれぞれの最も基本的な行動原理だからである。 実際、一定水準の店になればフランスの給仕係は客を様々な局面で試す。ワインの選定が適切か、料理についての感想の語彙が的確か、また女性をエスコートする際のマナーが適切かどうか、等。一定水準の反応を示さないと彼らの態度が途端にぞんざいになるのはよく知られたところであり、それ故に客側も日頃の経験等を通じてそれぞれの「味覚の生理学」を洗練させていくのである。レストランはつまらぬ「もてなし」の場ではない。客と店とが料理を通じてぶつかり合う、戦場なのである。 そして、このような相互不信と緊張関係を出発点とする関係の構築とは西洋型の人間関係の構築行動の基本的パターンでもある。それぞれが拠って立つ原理原則が異なる以上、無前提に相手を信頼することなどあり得ない。 だから、少なくともフランスとイタリア版のミシュランには料理の写真や店の写真など掲載されてはいない。モノブロックストロボやレフ板やライトバンク等の商品撮影向け機材を使用しての料理の撮影は店側の協力なしには成り立たないし、その協力関係が意味するところは店と「覆面調査員」の癒着ではないかと勘ぐられるからである。李下に冠を正してはいけないのだ。 にもかかわらず、東京版には料理や店の写真がふんだんに掲載されている。正直言って本書は情報量という観点からすれば『グルメぴあ』や「ぐるなび」よりも数段どころか数十段劣るものであるから、頁をめくる上での楽しみを提供しようという編集部側のある種の親切心なのかもしれないが、それははっきり言って本書の質を下げるだけであると思うし、本書の編集方針がこれを使うユーザーというよりも「ミシュラン」のブランドを宣伝のために使おうという店側に向いていることの証左ではないかと思うのだ。実際、本書においては(一般的ユーザーにとって)最も使用頻度が高くなるべき「星なし」評価のレストランが一切掲載されていない。仮にミシュランがユーザー指向のガイドを編纂しようと思うのであれば、刊行時期を遅らせてでも「星なし」評価のレストランを網羅すべきではなかったか。はっきり言って、現状のような低水準&店側にべったりの内容では、いくら栞に「行った店の情報を教えて下さい」と書いてあっても、読者はただ鼻白むだけだろう。 従って、このミシュラン東京版が我々に教訓として残すのは、「ガイドは無前提に信頼するな」という当たり前にして最も重要な基本事項である。今日多くの「ガイド」なるものの大半が実質的には広告代理店が幹事となって編集された単なる広告媒体に堕している(その際たる例が某国内都市別観光ガイドである)ということを想起させてくれたという意味では、確かに天下のミシュランも捨てたものではないかもしれない。 編集部に猛省を促すと共に、さらなる内容の充実を望みたい。 とりあえず小生は次からはしばらく立ち読みで済ませる予定。
写真続き
(2008.01.21)
http://www.myalbum.jp/Pc/Albm_Dspy.aspx?albumID=cfbbd43031f9にて、ヴァチカンの写真を公開しております。
でもってフィレンツェ
(2008.01.20)
http://www.myalbum.jp/Pc/Albm_Dspy.aspx?albumID=9b72366cd773にて、フィレンツェの写真を公開しております。
まずヴェネツィアを公開しました
(2008.01.19)
http://www.myalbum.jp/Pc/Albm_Dspy.aspx?albumID=15da46543642にて、ヴェネツィアの写真を公開しております。ツールの都合でExifが消えておりますが、ご了承下さい。
D300のセンサークリーニング機能の話
(2008.01.13)
ニコンのデジタル一眼レフカメラとしてD300でようやく搭載された機能の一つが超音波によるセンサークリーニング機能だが、EXPEEDとか3DトラッキングとかアクティブDライティングにばかり話題が集中していて、雑誌等ではこの話にあまり触れられていない。実際、セミナーでも「期待するな」と言われた。
The Rake's progress作戦:レーションについて
(2008.01.06)
さて、今回の旅行ではミシュラン掲載のレストランに4件行きました。その簡単な感想など。 1.Il santo Bevitore(http://www.ilsantobevitore.com/home.htm)(星なし) フィレンツェのアルノ川近くにあるトラットリア。大変安く、一人あたり45ユーロ程度で腹一杯食べられる。小生はギブアップ寸前だった。 味は伝統的なトスカーナ料理。盛りつけなどは確かに大雑把だが、味は保証できるレベル。特にパスタ類は非常においしい。 但し、安くておいしいと評判のお店でもあるので、8時には満員になってしまうほどの人気店。予約必須。 2.Rossini(http://www.ristoranterossini.it/)(星1つ) アルノ川に面したレストラン。高級店。一人あたり150ユーロは見ておいた方が無難(コースメニューなら80ユーロ+酒代程度)。 Il santo Bevitoreとは対照的で、小綺麗に盛りつけられた料理は目にも楽しめる。量は少なめなので、女性でもフルコースをきっちり食べられそう。パスタもトルテッリ・カルボナーラなども個性溢れるソースなどであしらってあり、勉強になる。 このお店のお勧めは"Risotto al miele di castagno, brodo al tartufo nero e chips di marroni"(栗の蜂蜜和えリゾット、黒トリュフと栗のチップ添え)。蜂蜜の芳醇な甘味をトリュフの香りがうまくコントロールしてくれ、見事な完成度です。歯ごたえを演出するための栗チップもグッド。まあ高いんだから当たり前といえば当たり前ですが。 3.Il Pagliaccio (http://www.ristoranteilpagliaccio.it/)(星1つ) カンポ・ディ・フィオーリ近くの小道にあるレストラン。周囲はアンティーク屋が多い。 星一つではあるので、一人あたり120ユーロ程度は見ておいた方がいい。 食事はジェノヴァ料理を主体とするが、醤油を隠し味に使うなど、随所に和食の影響が見られる。"Garganelli con baccalà marinato, broccoli,acqua di cipolle e limone"(塩漬け鱈マリネとガルガネッリ、ブロッコリとタマネギ及びレモンのソース和え)なんかは日本の創作イタリア料理屋かと思っちゃいました。 メインメニューで食したのは"Il cervo e le castagne, i funghi e la mela cotogna"(鹿の栗添え、ポルチニ茸とマルメロの蜂蜜をあしらって)は鹿と栗というよくある組み合わせだが、蜂蜜の味が深みを出していてよかった。個人的には今回の旅行で一番おいしかった。 4.Monte Caruso Cicilardoni(http://www.montecaruso.com/)(星なし) 宿泊していたホテル(後でまとめて書きますがこのホテルは最悪でした)から歩いて5分程度、テルミニ駅そばにあるリストランテ。非常に家庭的な雰囲気の店。他の店が新年休暇をとっていたためか、行ったときには我々以外にも日本人の姿がチラホラ。何かのガイドに載ってるのかな?一人あたりの費用は酒込みで65ユーロ程度あれば十分。安い。 前菜はハム類が中心だが、プロシュートは量も多く満腹度高そう。 メインで小生が食したのは「グルグル」というトルコ風の羊料理だが、オレンジとの相性が非常によく、幸せ感高し。デザートのアップルタルトはもう少しカリカリに焼いて欲しかったのだが、まあまあ。 全般的には値段分の満足が得られたとは思います。皆様の参考になれば幸いです。
無事帰って参りました
(2008.01.04)
無事本日、イタリアより帰国いたしました。 |
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