そんなわけで私はバスティーユから帰ってきたわけだが、デモはどうやらさらに続いていたようだ。アパートに戻って調べてみたら、なんとさらに先のナシオン広場まで行われていたそうだ。バスティーユで切り上げて帰った人もたくさんいたようで（実際帰りの地下鉄は満員）、警察発表の４万５千人という参加者数は恐らく最終段階での数字だろう。ちなみに、ナシオン広場とバスティーユ広場間の距離はおよそ2km（レピュブリック広場−バスティーユ広場間の距離は1.7km）。よく歩くなあ。
で、5/1にも行われるデモは同じルートをとるらしいので、その時には最後まで行くことにしよう。

  軟弱者の私はたったそれだけの行進でもかなり疲れてしまったのだが、デモは楽しい。何回か参加するうちにやみつきになる。プラカードなんかを手作りする過程もそれなりに楽しそうだ。言いたいことを社会に直接ぶつける契機として、また公道を練り歩くという歩行者原理主義の発現のためにも、デモはガンガン参加してしかるべきなのである。


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